
皆さん、決闘(デュエル)してますか?(してないだろ)
勿論私もデュエリストではありません。(最悪だな)
「今さら何で遊戯王?」と言われると私も困るのですが、
今月の21、22巻発売で文庫版の刊行が終了したのと、
今さらながら私がハマったので記事を書いてみました。
コミックスでは38巻、文庫版でも22巻と冊数が多いので
本当に欲しい人にしかオススメできません。
キャラが濃すぎるので、誰か1人を好きになれば
作品も好きになれるに違いないのですが、
あの海馬(ライバル)さえもラスト6冊ほどを残して消えるので
(=キャラの入れ替わりが激しい)
好きなキャラだけの為に買うのもちょっと厳しいかもしれません。
前置きをすればするほど何で記事を書いたかわからなくなってきますがw、
ハマった人には絶対共感してもらえる要素がいくつもあるので
ちょっと余裕のある方には読んで欲しい作品です。(どっちだよ)
意味不明な前置きになってしまいましたが、ちょっと長めに書いてみるので
知らない人や敬遠していた人は目を通していただけると嬉しく思います。
この作品はいくつかの大きな区切りがあり、○○編として分類できるので、
各シリーズ毎に紹介してみます。
<闇の目覚め!-ゲーム対決編->画像1
ゲームが大好きな少年・武藤遊戯は未完成の「千年パズル」にある願いを込めていた。
「どんな時も絶対に裏切らない、裏切れない友が欲しい」と。
遊戯はパズルが完成した時にこそ、親友が得られると信じているのだ。
悪の風紀委員・牛尾によって陥れられたクラスメートの城之内と本田を救う為、
「友達だから助ける」と自らが犠牲になることを決めた遊戯。
彼の心は沈んでいたが、それとは裏腹にパズルは完成に近づいていく。
そしてついにー
「ゲームをしようぜ」悪を砕くため"闇のゲームの番人"が今、目醒める!!"「遊☆戯☆王」=カードゲーム"と連想する方が99%だと思うのですが、
「連載初期の1話完結のゲーム対決こそが遊戯王の本質だ!」
と思っている方も少なくないはず。
(逆に言うならカードだけになった事で離れていったファンもいるかと…)
ここでの分類は文庫版4巻までのTRPG編を指しています。
「カード編とこっち、どっちが面白い?」と聞かれたら
私は「こっちの方が面白い!」と答えます。
某サイト様主催のTRPGをちょっとやっているせいか、
TRPG編はちょっと長いけど楽しめました。本田かっこいいよ本田。
あとは鉄板ホッケーが好きですね。
カードじゃなくてこれが流行ったら「鉄板ホッケートーナメント編」があったかと思うと、
どうしてカードが流行ったんだ…と残念な気持ちになります。(ねーよ)
好きなシーンベスト5に入る、
「DEATH-T3」での城之内から遊戯へ向けた「仲間」への想いは
このマンガが友情で成り立っているのがよくわかるいい場面です。
当時は何も思わなかったのに、今読むとかなり泣けました。
使い捨てキャラなのにインパクトがあるキャラが多いのを見ると、
高橋先生のキャラを作る力はハンパないなと思いますね。そりゃ海馬も生まれるわなw
そうそう。キャラといえば、これ以降空気の本田が活躍する話もいくつかありますよ。
本田ファン(いるのか?)にとっての遊戯王はここまでになるんでしょうかw
<千年眼を持つ男・ペガサス!-王国編->画像2
「DEATH-T」で海馬に勝利した遊戯の元へ届いた一通のビデオレター。
そこに映った謎の男・ペガサスによって、祖父・双六の魂は封じられてしまう。
双六を救う為、遊戯は魂のデッキを再び手に王国する!!
そして、親友・城之内もある決意をー
「決闘!!」それぞれの戦いが王国で始まる!!ここからカード一本になり、小学生を中心に大ブームを巻き起こすんですね。
カードゲームをやっていた当時は夢中になっていたハズなんですが、
今読むと「こwれwはwww」となりっぱなしでした。
梶木戦は最高ですね!(ネタ的な意味で)
それと、ネタとして遊戯王を語るうえで欠かせないのは海馬でしょう。
王国での遊戯との戦いは…見苦しいの一言ですし。
(しかも、あんな事をした後にペガサスに普通に負けてるし……)
デュエルがつまらなかった人にとってこの作品は
ネタとして読むしかなかったんだろうな、と王国編を読んでいると強く思いますね。
ただ、そんな中にも名勝負は存在しています。城之内VSキースは作品内のデュエルでも屈指の出来ではないでしょうか。
序盤の探り合いから終盤の大型モンスターによる攻防と、
このデュエルの完成度はラストデュエルに匹敵するんじゃないかな、なんて思います。
運で勝つことが多い城之内が、この時はほとんど実力で勝利してますからね。
あと、どうでもいいですけど、作品内で一番好きなキャラが城之内だったりします。
<激突、神のカード!-バトルシティ編->画像3
王国での戦いからしばらくの時が流れた童実野町。
謎の女性・イシズに導かれるまま美術館へ足を踏み入れた海馬瀬人は戦慄する。
古の石板に描かれし、白き龍を操る神官と対峙する魔術師を従えた名もなき王。
それは間違いなく海馬自身と、終生のライバルと認めたただ一人の男・武藤遊戯だった。
「そんな下らぬ因縁にもオカルト話にも興味はない!」
と一蹴する海馬にイシズが渡したのは神のカード「オベリスクの巨神兵」!!
彼女は言う。「このカードを囮に犯罪集団"グールズ"をおびき出して欲しい」と。
イシズの思惑通りに動くのは気に障る海馬であったが、
遊戯との真の決着をつけるべく、バトルシティの開催を決めたのであったー
時を同じくして、イシズの元を訪れた闇遊戯は己の存在が何者であるか、
最後の千年アイテム所持者であり、
グールズのリーダーでもあるマリクとの戦いが迫っている事を知る。
「この町はバトルシティと化す!!」
神のカードと決闘王の座を賭けた死闘が幕を開けようとしていた!!カードゲームの長編その2です。
王国編よりもルールが複雑化したので見ごたえのあるデュエルが多いのが特徴ですが、
長すぎるのデュエルが嫌いな人にとっては耐えがたい時間が流れた事でしょう。
デュエルも楽しんで読んでますけど、一気に読むと「長いなー」と思いますもんw
「これがオレのオベリスクだ!」(お前のじゃない)や、闇遊戯と海馬の結束の力(笑)、
若干ツンデレ気味な海馬と、海馬が大暴走しているのが特徴ですw
ネタとして楽しむなら、ここで完全に覚醒した海馬が見所ですね。
(アニメではマリクの「ぶるるるる」がありましたが…マンガは海馬の独壇場だなぁw)
王国編同様、名勝負も勿論あるので真面目に読みたい方もご安心ください!
さっきはバカにしましたが闇遊戯と海馬のタッグデュエル、遊戯VS洗脳城之内、
1VS1VS1VS1のバトルロイヤル、決勝トーナメントと
「これだ!」というデュエルはないものの、どれも読み応えのある出来になっています。
余談ですが、このマンガの中で私がめちゃくちゃ好きなコマ
「俺の勝ちだ マリク」
(ジャンプアルティメットスターズの遊戯4コマのあれです←わかんねぇよ)
があるのがバトルシティ編なので、けっこうポイント高いです。
王国編のテーブルについてのデュエルから、デュエルディスクに変わった事で
マンガの迫力も増してるんじゃないでしょうか。
バトルシティ編はかっこいい構図が多いですよ。
<記憶に眠りし真実の名!-古代編->画像4
バトルシティを制し、3枚の神のカードを手にした闇遊戯は古の石版から時を越えて
はるか昔、3000年前のエジプト="記憶の世界"へとタイムスリップをする。
王宮へ侵入した盗賊王バクラを、セトを筆頭とする6神官と共に迎え撃つが…?
そして、現世に残された遊戯達は謎の男・ボバサに導かれ、
闇遊戯の失われた名を求め"記憶の世界"へと旅立とうとしていた。
それを追うようにして、闇遊戯の心に巣食っていたバクラも記憶世界へー!!
ついに明かされる千年アイテム誕生の謎、闇遊戯と黒き魔術師、海馬と白き龍の因縁、
そして…
「わが名はー」目覚めし最後の敵・ゾーク・ネクロファデスとの死闘の果てに、闇遊戯の真実の名がー!!ここにきて(文庫だと19巻から)ようやくカードから脱却。
といっても結局カードとあんまり変わらないことしてますがw
キサラとセトの関係、石板の真実、シャーディーの正体は?など
あいまいなまま終わったり、明かされなかった事実がけっこうあって「?」となります。
こうして書いていると、特に「ここがいい!」というシーンが思い浮かばない古代編は
良くも悪くも無難な出来なのかなーと思います。
あぁ、褐色萌えの方(男女問わず)にはたまらないかとw
記憶編の種明かしである"アレ"は連載当時「えええええ!!!!!」となりました。
(今見ても「スゲーことしたな…」と思いますw)
当時からファンの方がどう思っていたかちょっと気になりますね。あれはありですか…?
それよりも予想できていた人がいたかどうか気になりますが。
<還りゆく魂!-戦いの儀編->画像
真実の名を取り戻した闇遊戯が現世ですべき事はただ1つしか残っていない。
そう、自分のいるべき世界、冥界へ還ることだけである。
そのために必要な儀式、"戦いの儀"に志願したのは誰よりも近くで彼を見つめ、
越えたいと願い続けてきた遊戯自身だった。
「俺の勝ちだ 相棒ー」それぞれの未来の為に。遊戯と闇遊戯の最初で最後の戦いの結末はー「遊☆戯☆王」の集大成となる"戦いの儀"。
ここまで楽しんで読んできた方には説明する必要はないでしょう。
間違いなく作中最高の出来のデュエル、そして戦いの果ての…
と、文句のつけどころが全くありません。
笑い所は唐突に出てくる御伽とすごいテンションが高いリシドくらいでしょうか。
もう本当にただ燃えて、泣けて「最後まで読んできてよかった」と思うこと間違いなし。
ここをギャグとして捉える人は…もうホント勘弁してくださいって感じです。失礼ですが。
アニメ版もここだけは自信を持って薦めたいです。マンガの最終回で泣いた人は、こっちでも泣いちゃうんじゃないかと。
というか逆に、アニメの声がマンガを読んでても自動再生されるようになるかも。
(「お前は誰にも〜」の所です。わかってくれる人がいたら嬉しいな)
デュエルの方もボリュームアップしていて素晴らしい出来になっています。
原作では遊戯に使われることのなかった"あの神"も登場しますよ!
遊戯の声を担当している風間さんが初期と比べてもの凄いことになってるので、
その辺に感動する人も少なくないかと。
DDD編?おと…ぎ……???
というわけで(酷いな)、今度は全体的な感想です。
その前に文庫版だけの特典をちょっとだけ宣伝。
まず表紙がヤバいです。これは実物を手にとって自分の目で確かめて欲しです。
ネットで画面を通して見るのと直接見るのではだいぶ違うので、
しつこいですがどうか!自分の目で!直接!確かめてみてください!!(くどい)
オススメの表紙はオシリスと遊戯、バクラとネクロフィア、
バトルシティ編全員集合、バクラとディアバウンド辺りですね。
これ以外の表紙も格好良いのでぜひ手にとってくださいませ。
描き下ろしや修正も多くていい感じです。噂によると初期の闇遊戯の顔が若干修正されているらしいです。
これは残念な修正だな、思うのですが(凶悪顔見たかったぜ)、
巻によってはまるまる2ページあるいは6ページ加筆されていたり
海馬ランドのマップが載っていたりwと
「高橋先生頑張りすぎでは?」と思う事もしばしば。
それに毎巻あとがきもついていてお得感があると共に、
高橋先生が身近に感じられるのも嬉しいですね。
パソコンを水に突っ込んだり、ゾークのデザインについて反省していたりと
先生の意外な一面に萌えたり、
ラストシーンには別の構想があった?!といった話や
終盤の急展開は打ち切りのせいじゃない?などの話も聞けて
興味深いあとがきになっています。
そうそう、最終巻には後述する「5D’S」のキャラデザインも載ってますよ。
今になって読むと「あー、ちゃんとジャンプマンガしてたんだなー」と。(ただし、「友情>>>>(越えられない壁)>>>>努力、勝利」ですがw)
読んでいくとこの作品は「友情」や「仲間」といった要素が
大きなテーマとして描かれているのがわかります。
「名シーンはどこよ?」と聞かれると
「DEATH-T3」での城之内と遊戯(さっきも言ったな)、
キース戦直前の舞と城之内の会話(というか、やりとり?)
などなど、友情を感じられるシーンが沢山浮かんでくるのが何よりじゃないかな、と。
友情が色濃く描かれているので、(描かれているせいで?)
恋愛関係がけっこういい加減だったりするのも遊戯王らしいなと思ったり。
(けど王国編での杏子と遊戯のあれは何だったんだ…)
舞と城之内の関係もあやふやなまま終了してますからね。
一番どうにかなりそうな2人がどうにもならないってのも珍しいんじゃないでしょうか。
勝利は言うまでもないですね。
闇遊戯がガチでやって負けたor負けそうになったのって最初の海馬戦と
王国の腹話術師くらいしか思いつかないんですがw
(アニメではラフェールに負けてましたが)
すごい主人公補正がかかってたんだなぁw
努力は…海馬の俺ルール(LP100ごとに1マス下がる)とか、(努力か??)
主に敵さんが頑張っていた印象があります。
主人公の努力は遊戯の杏子へ対する気持ちを必死で押さえこんだことくらいしか…
(最初は「イイ…バスケ!!」とかやってたのにねw)
勝手に思っているだけですが、闇遊戯の辞書に「努力」という言葉はなさそうw
ということで
「遊戯王はいいジャンプマンガです!」と
今後は自信をもって言っていきたいと思います。
最後にいらない話をして終わりましょう。
ちょっと話が逸れますが、アニメの「遊戯王」は新たな展開を迎えています。

↑新主人公の不動遊星さん(高橋先生デザインです)
「遊戯王5D’S」(ファイブディーズ)というタイトルになり、
原作の数十年後だったり、バイクに乗ってデュエルしたりと
なかなかいい具合にトンデモ展開になってるみたいです。
前作の「遊戯王GX」も超展開だったんですが
燃えるシーンと愛すべきキャラ多数でかなり楽しめたので、
「5D’S」も寛大な心で臨めば楽しめると勝手に思ってます。
DMもオリジナル展開はアレでしたしw
と、アニメは楽しみではあるんですが(色んな意味で)、
肝心の高橋先生についても何か動きがあってほしい、と思ってしまいます。
コミック文庫のサイトで何人かの方が望まれているのと同じく、
「文庫版の美麗表紙を画集で拝みたい」なんて思ってしまうんですが、
それだと「遊☆戯☆王」から離れてないしなぁ…
新作も読みたいんだけど、
高橋先生の描く「遊☆戯☆王」をあと少しだけ見ていたい思いもあるので
何とも複雑です。
文庫版ラストの22巻のあとがきで「絵は一生描いていきます!」と仰っているので
近いうちに何らかの動きが見られると信じているのですが、
具体的な話が聞こえてこないとちょっと不安になりますね。SQに来ないかなぁ…
何か最後は暗い感じになってしまいましたが、
今回の「遊戯王」の記事はいかがでしたか?
完結している作品ですから、
新しく読者の方を増やすってのは難しいんですが
書きたいので書いてみました。無駄に長くなってすみません。
たまにはこういうのもいいですよね?…ダメですかそうですか。
今読むと新たな発見がある「遊☆戯☆王」
高橋先生の魅力あるキャラの虜になってみてはいかがでしょう?
>Web拍手の方
貴方は決闘者の鑑です!拍手クリックありがとうございました!!
毎日見に来てくださるのは大変嬉しいのですが…更新頻度が低いのですごく悪い気がしますw
これからも頑張って記事を書こうと思います。
ありがとうございます!とても励みになりました!!