女子高生、時々、剣道。 「BAMBOO BLADE」レビュー

皆さんは土塚理弘先生をご存知でしょうか?
月刊少年ガンガンで「清村くんと杉小路くんと」「マテリアル・パズル」等を連載し、一部の根強いファンを獲得している漫画家さんです。
(私も大ファン。両作品ともオススメです)

その土塚先生がヤングガンガンで連載をしているのが、この「 BAMBOO BLADE」です。
作画は五十嵐あぐり先生。
かねてから言われている土塚先生の画力不足。それが解消されている為か、ヤングガンガンの中でも人気作品となっています。

では、レビューいってみましょう!!


〈簡単なストーリー紹介〉

石田虎侍(コジロー)は室江高校に務める貧乏教師。顧問を務める剣道部にも活気がなく、いい加減な毎日を送っていた
そんな折、先輩からの甘い提案が。今度行われる女子の練習試合で室江高が勝てば、1年間スシをタダ食いできるというのだ。食事に困っていたコジローにとってはこの上ない吉報だった
これを逃す手はない!!と、コジローは己の為に剣道部を強くしようと試みる

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そんな中、出会ったのはー

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彼女こそ、コジローの、いや室江高剣道部の運命を変える川添珠姫だった。

呼び止めるコジロー。
「待ってくれ!!寿司・・・じゃない 剣道部に入らないか? 頼む お前の力が必要なんだ!!」

が・・・

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「興味ないです」

一蹴。
コジローのタマちゃんゲット作戦が始まると思いきや・・・

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いつの間にか入部してたり、

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コジローもやる気になった所で、運命の練習試合を迎えたり、

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クビの危機を迎えたり、大会に出場したり、

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目標がデカくなったり。
と、色々ありますが、全編通してまったりです。
一緒に弁当を食べたり、通学したり、バイトをしたりと、「部活」とは距離を置いた彼女たちの「日常」もちゃんと描かれていて、それも人気の一端を担っているのではないかと思います。
「萌え」とはまた違った感じがして、安らぎます。(「萌え」と感じていないのは私だけかもしれませんが)

そして今、コジロー達は5人目の東を加えるべく奮闘中。
室江高剣道部の戦いは、まだ始まったばかりー?


〈キャラクター紹介〉

「ストーリ−紹介がいいかげんだなー」と思った方もいるでしょう。自覚してます。
が、あえて今回はストーリーではなくキャラの方に重きを置きました。ストーリー以上にキャラが素晴らしい作品なんです
では、メインキャラの紹介を

川添珠姫(タマちゃん)

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高校一年生。たぶん高校生で一番強い。
剣道をやっていたのは家の都合であり「楽しい剣道」というのは知らなかった。しかし、剣道部に入部し、キリノ達部員と接する事で変わっていく
また、多少常識が欠けており、それも部活を通して改善されていく。
趣味は一般の女子高生と一線を画しており、またそれがいいのかもしれない(何)

あぐり先生の絵が安定するにつれて、だんだん可愛く(丸く?)なっていくのもポイント高し。最初はちょっとツンとしてたのに、最近ではポ〜とした感じで、今の方が断然いいですね

私のオススメは3、4巻収録のバイト編。作中でもあるように、タマちゃんが人間として成長していくのが微笑ましいですし、何より今まであまりなかった心理描写が良いですね。

そして時折出てくる「お母さん」の存在も気になる所。現時点で最強のタマちゃんが最強と認める「お母さん」の強さとは一体・・・
情報がほとんどなく、タマちゃん関連で最も謎の項目です

私的ベストショットは↓

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他の2、3枚と迷いましたが、バイト編、本当に大好きなので。


千葉紀梨乃(キリノ)

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高校二年生。室江高剣道部部長。
彼女はこのマンガ内では数少ない、剣道一筋のキャラです。
剣道に対しても、部員達に対しても、純粋でまっすぐに接しています。
行動1つ1つが魅力的であり、キリノを嫌いな人はいないんじゃないかな、と思う程
彼女のファンってけっこう多いんじゃないかな〜というのが私の見解

私的ベストショットは↓

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これでしょうか。キリノはすごく選びにくかったです。何ていうか、いい表情が多いんですよね


宮崎都(ミヤミヤ)

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高校一年生。部員内唯一の彼氏持ちでドS
彼氏の前では猫をかぶっているが、普段の荒い気性も「本当の自分」ではないらしい。姉と2人暮らしをしており、料理も上手い
現在は他校の元同級生、小田島礼美にまとわりつかれており、迷惑している

現実にいれば「うわー・・・」となるキャラかもしれませんが、とある理由も影響してか、嫌いになれません(読めばすぐわかります)
また、バイト編以降タマちゃんとも仲良くなってきているので、だんだんいいキャラになってきてます

私的ベストショット↓

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このシーンは全体的にミヤミヤが素直で可愛いです。ここではコジローも格好いいし、好きなシーンベスト5に入るかも


桑原鞘子(サヤ)

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高校二年生。不登校グセあり
小説を書いたり、ギターを弾いたり、「本当に自分がやりたい事」が見つからずに迷走する器用貧乏
タマキ入部によって、剣道の楽しさを再認識した彼女は、最近は休まずに学校に来ている様子

5人の中で1番好きです。胸が大きいからとかそういう理由ではなくて、空回ってるのとかが素敵すぎる。巻数を重ねるごとに悪化している気がします

私的ベストショットはこれ↓

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青年誌には珍しい「エロが一切ない作品」(パンチラさえもない)ですが、4巻の表紙のサヤのエロさは異常だと思います(私だけですか?)


東ちゃん(本名不明)

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高校一年生。5人目の戦士候補で、実力はキリノよりも上
剣道とは中学時代で縁を切り、大学進学の為に勉強に励む毎日だが、剣道部からの誘いを受け、試合をし、多少心が動き始めている

彼女は4巻終了時点でそれ程登場回数が多くないんですが、ばっちりキャラが立っています。
理由はまぁ、読んでもらえればわかりますが、ベストショットでヒントを↓

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彼女の魅力が存分に発揮されるのは5巻以降になりそうですね。期待して待ちましょう。


他にもコジローを始めとした男性キャラ(ユージは紹介したかったなぁ)、他校の女子キャラ等々、まだまだ沢山魅力的なキャラがいますが、それは皆さんの目で確かめていただきたいな、と思います


いかがでしょう? 「BAMBOO BLADE」。

今回は以前のレビューのコメント欄に多かった「このサイトはネタバレが多いですね」という指摘を踏まえて、ストーリーは簡潔に、キャラもけっこうオイシイ項目は伏せて「読んでからのお楽しみ」にしてみました。わかりにくかったかな?
1人でもいいので、このレビューを読んで、この作品、あるいは土塚先生に興味を持っていただけたら幸いです

しかし、もう1つの指摘である「画像貼りすぎ」ってのは改悪されてしまったので、反省しています。両立させるのは難しい・・・未熟者ですみません


土塚作品では今最もメディア可に近いと思われる「BAMBOO BLADE」。ひょっとしたら今年中にアニメ化も・・・と考えてるんですが、果たして・・・

作品の魅力を全然伝えきれてないと思うんですが、それでも「いいかも」と少しでも思ってくれた方、今読むマンガがなくて困っている方、手に取ってみてはどうでしょうか。
巻数は4巻と少ないですし(今月中に5巻出ますが)、エロもグロもなく(グロはねーよ)、誰でも楽しめると思います

皆さんも戦う女の子達に癒されてみませんか?


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五十嵐あぐり先生公式サイト アンチヒロイン通信


(C)土塚理弘/五十嵐あぐり スクウェア・エニックス








 
 

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