199X年、夏。訪れるは”死”。小野不由美×藤崎竜「屍鬼」




「ジャンプSQ」、早くも2号が発売されましたね!
私は「クレイモア」や「ギャグマンガ日和」などのコミックスを集めている連載が楽しみで買っています。
今月号は「P2!」のポストカードや荒木先生の読み切りもあって楽しみ倍増で待っていたんですが…

今月号の目玉はやはり、藤崎竜先生の新連載「屍鬼」でしょう。
「Waqwaq」以来、実に2年(2年半?)ぶりの新連載なので待ち焦がれていたファンも多かったはずです。
好きなマンガ屋さんの作品をリアルタイムで読めるというのは嬉しいですよね。
実は私、今年になってフジリュー作品に手をつけ始めたので「ファンになってから」連載を追うのは初なのですごく嬉しいです。

ではでは、さっそく1話のあらすじ紹介といきましょう。
全部は書いてないので(それでも2/3くらい書いてしまいましたが…)読もうかどうか迷っている人は目を通してみてくださいね。

原作を読んだ事がない人間が書いているので色々おかしい部分があるかと思いますが、心の中で嘲笑する程度にとどめておいて頂けると助かります。
ネタバレになるコメントはお控えくださいね。






199X年、夏。
外場村で生まれた少女・清水恵にはただ1つの願いがある。
「このくだらない村から離れて、都会へ出たい」
彼女は何もない田舎に、風習に囚われた村人に、そしてそんな所にいる自分にさえ嫌気が射していたのだ。

そんな彼女にも楽しみが2つだけあった。
数か月前に建てられた洋館に入ってみたい、というのが1つ目の楽しみだった。
村人にとっては村の景観にそぐわない不気味な建物に映った「それ」は、彼女にとってそれは「城」に見えた。
「たとえ入れなくてもいいから、せめて人が住むようになってくれないだろうか。」
無人の洋館に彼女は想いを馳せていた。

もう1つは都会から越してきた少年・結城夏野の家を眺める事だった。
なぜ都会からこんな田舎に来たのか?」彼女には理解し難かった。だが、彼が「都会から来た」という事実は確かに存在する。彼女の好奇心を動かすのにはそれだけで充分だったのだ。
自分だけが理解している「都会」の素晴らしさ。
この2つにはそれがあり、彼女にとってそれが全てだったー



村では立て続けに3人が原因不明で死ぬという、奇怪な事件が起こっていた。
だがそんな話も、そんな話を悲しそうに、または少し楽しそうに話す友人も恵にとっては煩わしい存在でしかなかった。
彼女の目に映るのは、そう、「都会へ出たい」という同じ願いを持つ夏野だけだった。

そしてもう1つー




「とうとうあの洋館に人が来た」という話を聞いた恵の足は自然とそこへ向かっていた。
やはり何度見ても美しい建物だ。途中であった友人とは比べものにならないほど立派な人間が住んでいるのだろう。
そう思うといつもの、いや、いつも以上に強い感情が込み上げてきた。
「こんな村 大っっっ嫌いよ!!!」
心の中で強く思った彼女は何者かの強い視線を感じた。
その視線は突き刺すように鋭かったが、それが洋館から向けられていると気付いた瞬間にそんな事はどうでよくなっていた。
そして目の前に現れたのはー





次の日、村中に1つの知らせが広まる。「清水恵が行方不明になった」と。
平和な村への突然の来訪者。不自然な程重なる人々の死。そして…
長い夏が始まろうとしていたー




こんな感じの第1話、皆さんはどう感じたでしょうか。
気になった方、残りの部分はご自分の目でご確認くださいね。
もしちょっとでも思った事があればコメント欄を使ってどうぞ書きこんでください。特に古くからのファンの方がどう思ったか気になってます。

好みが分かれてるのかな、なんて勝手に思ってるんですが藤崎先生のカラー絵が好きなので表紙を初めて見た時はたまんなかったです。
ただ、表紙から受けるイメージと作品から受けるイメージが真逆なので明るい作風を期待している方はちょっと気をつけてください。

「明るい」という言葉から関連づけて2つほど思った事を↓




主人公が今までの作品と全然違うな、という印象を受けました。
(夏野が主人公だと思ってます。間違ってたら恥ずかしすぎる…)
原作付きなので当たり前と言ってしまえばそれまでなんですが、緑丸、太公望、テツ、シオの全員が明るさたっぷりの主人公だったので新鮮さを感じますね。
出番が多かったキャラが「藤崎先生らしさ」を見せていたのも余計そう感じる原因だと思いました。
今回出番の少なかった夏野が今後、どういうポジションになっていくのかが気になりますね。
聞仲を見てると「藤崎先生はクールなキャラも描ける!」と思ってしまうので夏野には今までにない面でも期待したいと思っています。





もう1つ思ったのは「そんな明るいキャラが次々と死んでいくのか…」という事です。
「メインキャラが死なない」というのはありえない話でしょうから、これから毎号、初読する際は誰が死んでも大丈夫なように覚悟しないといけませんね。
もしお気に入りのキャラができてしまった場合なんかは、そりゃもうキツい事でしょう。
1話目からいきなりグロめのシーンがありましたし…


巻末コメントで編集の嶋さんが「屍鬼」をプッシュしていたのを見てファンの方は嬉しくなったと思います。
ちょっと気が早いのですが、コミックスでの「断崖絶壁今何処」での再登場を期待したいですね。
(作風が作風なので、今までみたいに愉快なオマケページがつくかは疑問ですが…)


美しい表紙、カラーにポストカードと藤崎先生好きにはたまんない今月号はファンなら必ずおさえるべし!と言いたいです。
創刊号が売り切れたのを考えると早めに買うに越した事はないかと。
藤崎先生の加入でさらに強力になった「ジャンプSQ」。来月からも要チェックです!!


  
 
 

コメント

私もフジリュー大好きっ子です!
屍鬼は原作は知りませんが、藤崎先生のファンタジーテイストな画風(変にリアルじゃない)がミステリ・ホラー作品の緩和剤のような効果があり、読みやすい作品になってる感じがします。

屍鬼の感想UPありがとうございます!私も藤崎先生が大好きなので面白かったという感想が読めて嬉しかったです(^^)
屍鬼は私も漫画から入ったのですが、(今小野不由美先生の原作を読んでます)夏野が主人公でなくてびっくりしました^^;(漫画を読んで、主人公→夏野、ヒロイン→恵という印象を受けたので…)いろいろネタバレになってしまうので伏せますが、藤崎先生の描く夏野が今後どう動いていくのか楽しみです。原作の夏野もすごくいいキャラでしたが、藤崎先生の漫画でこれからもっと好きになれそうです!

読みきり作品ではダークというか救いのない話も多く描いてるから、むしろこれが本領なのかもしれないですね

原作ではそもそも夏野が主人公ではない・・・

残念ながら原作では夏野は主人公ではありません。
というか主人公という特定の人物は存在していないように思います。
でもあえて言うなら静信と敏夫が主人公ポジションかもしれないですね。

原作では、特に主人公はおらず強いて言えば、室井さん(沙子風)と尾崎がメインかな。途中からは、夏野と田中姉弟もはいりますかね。
僕ぁ名無しさんと悠さんに、同調するね。
漫画にするのは、あんまし奨励しないよ・・・・。(おい2

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