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「戦国妖狐」第59回 要求

○前回まで
 10巻収録が57話まで、今回が59話までなので1話飛んでいます。よって、前回何があったのか詳細は不明。申し訳ありません。
 あらすじを見ると泣かされそうな回に思えるので、コミックスで読むのが楽しみです。


○再会、山の神

 泰山を連れての短い旅が終わり、目的地・山の神のもとへ辿り着いた千夜たち。
 千夜は父・神雲の復活を望み、あっさりと承諾される。一方のたまは千本妖狐の住まう島の結界を破壊を望むが、「対価が無い」と拒絶されてしまい…
 その晩、たまは山の神の本心と、迅火を取り巻く現在の状況をりんずから知らされる。母・くずのはと、かつての敵・野禅は山の神の下にいて、迅火を人間に戻す研究をしていることを知るのだった。


 久々の登場です、山の神。全くお変わりありません。この方を見ていると、神という肩書きを持つ存在の自由さと理不尽さを同時に思い知ることができるので、キャラとしては好きじゃないですけど、上手く存在感を示しているキャラだな、とは思わされます。

 一緒に再登場したりんずは…8年前の方が見た目は好きだったかな、と思いつつ、精神的にはずいぶんと大人になっていますね。たまを包み込めるほどになるとは。
「大人になりました」と言う彼女は、そういえば迅火に惚れていたので、何か乗り越えるべきことがあり、乗り越えたのかもしれません。山の神の「付き人」だった以前とは違い、千夜たちと山の神の間に上手く入って調整をしてくれるように成長した姿は頼もしい限り。

 神雲を復活させる目的で山の神を訪ねた千夜たちでしたが、ついでの情報でたまには思いがけぬ収穫が。野禅の研究によって迅火が人間に戻れるかもしれない、と。
 ここでキーパーソンとして野禅が出てきますか。驚きました。というのも、逃げのびていて敵として再登場するものだと勝手に思い込んでいたので。ただ、よくよく考えたら、無の民と千本妖狐という千夜が戦う明確な相手がいるのに、わざわざ敵として出す意味は少ないかと納得しました。

 野禅の言う「三界」とは、人間の世界、闇の世界、神の世界でいいのかな。神の世界にも自分の頭脳が必要と言い切れる野禅、山の神の言うとおり驚くべき図々しさです。
 現在も研究が続いているということは研究が捗っている証明だろうから、以前より若返っているなんてことがあっても驚かないようにしておかないと。りんずが居場所を把握しているようなので、再登場が近そうです。
 同時に、くずのはも再登場することになるはずなので、たまの父親の謎が明かされるのを野禅の再登場以上に期待しているわけなんですが。

 主役の千夜は今回、あっさり要求が通ってしまったせいで出番というか目立つ場面が少ないかな、と。
 月湖に見せた優しさといい(月湖の気持ちを挫いてしまっていますが)、良い顔で笑うようになったことといい、青年になったことでの成長の様子が伝わってくるのは嬉しい限りです。初登場の時はこんなに良い奴になるなんて思えなかったですよ。


○神雲、復活!

 次回はコレに尽きます。神雲といえば、2巻で初登場するや否や氷岩に一撃で致命傷を与えたインパクトの強さがどうしても忘れられません。今の千夜がいくら強いといっても、神雲が負けるところは想像がつきません。
おそらくまだ幼い龍のムドですら千夜と互角の強さだったので、まだ届かない領域にいるのではないかな、と。

 そもそも戦いになるのか、というのはわからないところですが。神雲の信念がどこに根付いているのかによっては即説得完了して一緒に旅へ、なんてパターンもあるかもしれないので。
 
 もし戦いになるとしたら、鍵を握るのは千夜ではなく月湖かもしれません。「魔法」で神雲を出し抜けるとしたら、千夜に認めてもらうことも同時に消化できるので…と考えるのは急ぎ過ぎでしょうか。
 その「魔法」ですが、黒月斎が使用できるという点と、「あらゆる力関係」という点で男女誰にでも使用できると読んだので、色仕掛けの類ではないのかな、と予想します。
 しかし、これだけヒントが出ているのに恥ずかしながら全く想像ができません。他の水上作品でヒントが出ている、なんてことはあるのでしょうか。

週刊少年ジャンプ 2013年 8号 感想と予想PageTop「黒子のバスケ」第197Q 飲み込まれるぞ

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