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「スピリットサークル」7輪目 ヴァン・3

「だからもっといっぱい歩きたいの。あの男の子や私の幸せに辿り着ける気がするから」

第6輪の感想はこちら
 何ですか今回の面白さは。面白すぎて興奮しているので、いつも以上にまとまっていない感想になりますが、ご了承ください。
 それにしても、前回の赤ん坊にまつわる予想が酷過ぎて消したいです。こんな良い方に転がしてくるとは予想外で、良い意味で裏切られてとても嬉しいです。
 
 嬉しいつながり。扉絵のヴァンが笑っているのが、読み終えた後にみると嬉しくなります。
ヴァンの扉絵シリーズは手に持つ物が剣→酒→鍬と変遷していきました。持つ物によって彼の人生を上手く表しているな、と。

 ついでに扉絵の話。2輪からフォン、風太、ヴァンとキャラ単体の扉絵が続いていて、全員が手に何か持っていますね。
(フォン:刃つきの縄、風太:松葉杖、ルン:スピリットサークル、ヴァン:剣、ヴァン:酒、ヴァン:鍬)
意図的なのだとしたら、今後誰が何を持つか楽しみです。


 前置きが長くなりました。ここから本編。
冒頭の教会のシーンは、協会のいい加減さを描くことで、グラスをフォローしてるのがいいですね。
そして物語の流れとして見れば、このいい加減な協会のせいでヴァンが赤ん坊と関わる運命を作った、というのが皮肉っぽくて好きです。


○赤ん坊の正体

「レイ……?」

 いやいやいやいや。マジかよ!と初読時に度肝を抜かれました。ここでこういう形で出てくるか…!と。
よくよく考えたら、テツたちの魂がヴァンの人生に関わっていることから前回の時点で予想できた可能性もあったわけですが、あの1コマから想像を膨らませることなど全くできず、まんまと最大限驚くことができました。
 感想書くの遅くて他所様の1巻感想を読みたい誘惑に何度か駆られましたが、ネタバレ踏まないようにしててよかったです。

 ここからはもう最高です。フォンと共に生きたレイらしさが、今のレイから見て取れるシーンが一つ残らず良くて、もう本当に水上作品のファンで良かったなと思いながら読んでいました。
 1ページぶち抜きのページも良いし、そこで「歩くのが好き」と言ってくれたと思ったら、直後に前世のレイが見れるし、そこでサンダルの話もしてくれるし、冒頭の引用が最高だし、ヴァンは泣いてるし、と66~68ページは現時点で作中最高シーンです。

20130120.jpg

 このレイが一番、前世のレイに似ているように見えます。かわいい。
ルンの時にも書きましたが、花売り?の服姿もメッチャかわいいです。

 レイのお陰で「神様」が「スピリットサークル」の世界にもいるのがわかったのが何気に大きな収穫です。

 花婿の「心当たり」がシエロだろうなーと思っていたら本当にシエロで笑いました。
格好良くはないけれど幸せな家庭が築けそうではあります。


○ヴァンの最期

 5輪最後で「呪われた」と言っていたわりにヴァンは穏やかな最期を迎えました。
グラスが言っていたように"呪い"なんてものはないのかもしれません。そもそも魔女ではなく薬草師であり、魔法を使えないただの人間なので魂に干渉できないように思えます。
 なので、ヴァンの次の人生に"呪い"的な何かがあるとしたら、ヴァンの魂が呪われた記憶を覚えていて何となく後ろめたさがあるからで、けっしてコーコのせいではないんだろうな、と。
 実際、「こんなに幸せでいいのだろうか」と自分の人生に疑問を持っているので、第4章の魂には影響するのかな、と。
烙印の有無は風太のスペックを考えるうえでのヒントになりそうなので、第4章には無いほうがすっきり考えられそうです。細かいことは4章が始まった時にでも書きます。

 ヴァンが最期を迎える時にフォンの魂は満たされた感じがするんですが、以降の人生にフォンの要素は出てくるのでしょうか。つまりはレイも出るかどうか気になっています。
 今のところレイが風太と鉱子を繋いでくれている気がするので、居てくれないと困るけれど、フォンが満たされたなら出てくる意味はそんなにないのではと思ってしまいます。また彼女が傷つくなり命を落とすなりして二人の運命がねじ曲がるのは嫌だし。
 レイが出てくる可能性あるのは、赤ん坊つながりで風太のきょうだい=妹として生まれることですかね。風太と鉱子の二人が同時にレイの魂と良い関係で係わることが現時点での和解の鍵ではないかなと。安易すぎますが。


 気になる8輪は、コーコ視点で魔女あらため「薬草師」の真実が語られるだけなんでしょうか。
フランティア家滅亡の真実も気になるところです。頭おかしくなって火を放ったというのはあくまで噂なので、フランティア家の人間が薬草師を殺したことが村の生き残りに知られて、復讐された可能性もなくはないのかな、と。
 あの隊長さん辺りはうっかり喋ってしまいそうな。

 最後に5輪感想の訂正、というか上書きをひとつ。
「ストナが命を奪う自分の仕事が嫌で、来世では人々の役に立つ人間に生まれたかったのでは?」的なことを書きました。が、今回「薬草師」というピンポイントな職業だと判明したこと、レイとストナの間に友情があったことから「フォンとの馴れ初め=薬草のエピソードを聞いていたのでは?」と思い立ったことから、以下の説を思いつきました。

・「薬草師」としての生は、レイの母親の病気を治した薬草を発見するのがフォンでなく、自分だったらレイの儀式執行の際に余計な命を奪わずに済んだのでは、と悔いている

 あるいは、後悔ではなくフォンを殺してしまった結果としてストナにも何かが起きた、とか。
ストナに何の心残りがあってレイが薬草師に転生したのかは次回語られるとよいのですが。

東仙の真の力PageTop「スピリットサークル」6輪目 ヴァン・2

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