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久保帯人「BLEACH」2巻

BLEACH―ブリーチ― 2 (ジャンプ・コミックス)BLEACH―ブリーチ― 2 (ジャンプ・コミックス)
(2002/03/04)
久保 帯人

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「尸魂界の掟というのは…貴様ら人間の魂を守るために定められているのだ!!」

1巻感想はこちら
 ルキアから死神の力を譲渡され、虚(ホロウ)との戦う運命に身を投じることになった一護。
「家族を守るために」という当初の"目的"は、自分を庇って力を失うことになったルキアの姿を思い出したことで「ホロウから襲われる霊達を守るために」という"覚悟"に変わったのでした。
 そして、後のメインキャラ・織姫とその兄のエピソードも1巻で描かれ、一護の優しさの片鱗が見えるような描写もちらほらと見えます。


○続々登場、メインキャラ

「チャドが…病室から…消えた……!?」
 というような冒頭で、今では悪い意味で持ちネタになってしまったチャドの消失ネタがこんなに早くに!と驚かされる2巻です。
 1巻のラストから始まったチャドとインコのシバタのエピソード(8~12話)と、浦原商店の面々が登場するコンのエピソード(13~18話)の中編2つが収録されています。
 
 ルキアが戦力として活躍する予感が全くできないのとは対照的に、チャドがこの時点でそこそこ強いように描かれていることや、浦原商店の面子がタダ者でない雰囲気を出していることなどから、今後の展開を見据えての2つの中編だったのかな、と。
 ルキアの義骸の謎や「地獄」の存在など、リアルタイムでは長期的に気になっていた布石も見られたりもありますし。地獄は結局、本編では深く触れられることがなさそうですけれども。
 
 チャドもコンも初登場時からすごく良いキャラクターをしているだけに、現在の不遇さは残念に思えてしまいます。


○ルキアと一護の"優しさ"

130131.jpg

 この2巻から間もなくして、一護の前にルキアの兄、朽木白哉が立ちはだかります。
一護が彼と戦うことになるのは、その背景にある「尸魂界(ソウル・ソサエティ)」の体質そのもの、ここでも後でも使われているように"掟"を何とかするためです。
 久々に2巻を読んで「この時点でルキアは掟について語っていたのか」と驚いたと同時に、一護を護るために自分を犠牲にして現世を去ったシーンが自然と浮かんできました。

 1巻の感想で、「一護を一言で表すなら"優しい"」と書きました。
同じようにルキアも"優しい"が当てはまるけれど、2人の本質は違うところにある気がしています。

 一護は「自分が何とかできる!」という想いがあったうえでの優しさがあると思うのです。
正しくは、母親を護れなかった/護られたことで「同じ事は繰り返さない」という決意があっての「自分が何とかする!」という想いからくる優しさ、になりますかね。
 一護自身は傷ついているので自己犠牲的な要素はあるものの、自分の命まで犠牲にするつもりはないはずです。

 一方のルキアのそれは、前提として"掟"があり、「自分がどうなってもいいから」という決意がある上での、自分を捨てているが故の優しさなのではないかな、と。
それこそ、一護のために自分の命も捨てられるくらい"優しい"のが朽木ルキアだと言えるくらいに。

 ルキアは一護の10倍近く生きているということで、百数十年生きているわけですから、それこそ「長く生きていても変えられないことがある」と悟ってしまっているのかもしれない、と今回感想を書くにあたって色々考えた時に思い浮かびました。ルキアの年齢設定ってあまり意味ないのでは?という10年以上に渡る疑問が少し解けた気がします。


 今回、感想を書くにあたって、もう1つピックアップするか迷ったシーンがありました。
それもルキアについての話で、8話で義骸に入っている時に、走るのに一生懸命で敵接近の気配に気づかなかった、という場面です。1巻の時にも書いたんですが、ルキアを一言で表すなら「迂闊」なのではとも…?と思ってしまうのでした。
ある意味、一生懸命ではあるんですけど空回りしているというか。
 ああでも、気持ちが纏まらないうちに身体が動いてしまうと言えば、先ほど書いた"優しさ"に通ずる部分はあるのかな。

 何にしても、ルキアについてはまだ理解しきれていない部分が多々あるので、これから集めていく中でしっかり把握できたらな、と。
幸い、54巻でも表紙を飾っているので理解が深まってからもう一度書くチャンスもありますから。

 ああでも、あの辺では銀城について書きたいなとか、今考えても仕方ないことを考えたりもしています。
 そもそも52冊後なので、いつになるやらですが…

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「黒子のバスケ」第198Q 今度こそ

197話の感想はこちら
 「完全無欠の模倣」を使いこなす黄瀬の猛追により、海常は点差をついに一桁台まで詰める。一方の誠凛は黄瀬の突破口が見つからないばかりか、得点すら奪えない状況に陥ってしまい……。

○負の連鎖
 黒子の「幻影のシュート」すらコピーした黄瀬が得点を重ね、試合は完全に海常のペースになってしまう。黄瀬のプレーは会場全体を魅了し、誠凛をまるで悪役のように扱う空気が包み始める。
 会場の空気に呑まれてミスを続ける誠凛。追い詰められた彼らを救ったのは"エース"火神の一言だった。

 氷室の予測した「負の連鎖」の正体は、予想した「止められない→決められない」というだけの温いものではなく、仮に決めても会場は誠凛を応援してくれないだろう、というものでした。先週のプレーだけでなく、海常の追い上げムードを含めての流れの話でしたか。
 観客席が描かれるのは最近だと解説・青峰くらいのものだったので、盲点でした。

 そして、つまらないミスすら出るようになった誠凛を変えるきっかけを生むのはやはり"エース"火神ですか。
熱い展開ではなく、ちょっとズレてるのが火神らしいと言えばらしく、「楽しんでこーぜ」のスタンスである誠凛らしくて微笑ましい一幕でした。
 絶対負けない!というのは青峰と紫原の時にやっているので、今回違うパターンで終盤戦に誠凛が再点火するのは見ていて飽きないです。それに、この時点でも和気藹藹としているのは、対決している海常のチームカラーにも通じる部分があるから火神はスベっているけど、"この2チームの対決"と考えると相応しいシーンなのかな、と。


○黒子の見つけた突破口とは?
 火神の「これは俺たちの戦い(ドラマ)だ。筋書きはオレ達が決める」という言葉に、黒子は「完全無欠の模倣」の突破口を見つけたようです。

 頭を捻らないで単純に読み取るなら「筋書きをオレ達が決める」という所でしょうか。
つまり、誠凛がOF/DFを上手く組み立て、黄瀬が使わせるコピーを誘導するのではないかなと。
 しかし、どう攻略するかは読めません。
ゴールライン内側まで来れば使わせるコピー技を絞り込めるのではないかな、と最初は思ったのですが、緑間の超距離3PがあるのでDFにも全力を尽くさないと即得点(しかも3点)ですから。
 OF時は空中戦に持ち込めば青峰か紫原しか出てこないから、ゴールライン超えたら得点のチャンスはあるのかな。わかりません。

 「完全無欠の模倣」でキセキ全員の技が使えると言っても、同時に使用はできないし、キセキが持っている以上のものは出てこない、もっと言うとオリジナルにわずかに及ばないうえに、火神はどれも攻略しているので、そこがポイントにはなりそうですが。
 
 外しても恥ずかしくない程度で予想できるとしたら、日向がさんざん外しているので1本くらいスリー決めそう、ということと、200話で誠凛勝利ということくらいかな。
 見事に結果だけ予想して、過程が全く読めていませんので、大人しく次回を待つことにします。

「BLEACH」524 THE DROP

523話の感想はこちら
 前回の感想で、剣八さんと卯ノ花さんを殺し合わせて戦力減らしてどうすんのって言われてるのを見て納得しかけましたが、よくよく考えて「剣八が試されているだけ」と解釈しました。
 卯ノ花さんはヴァンデライヒと戦っていないから、どっちにしろ前回より戦力は増えるので、卯ノ花さんがそのまま戦力になるか、剣八がそれを超えるか、というだけの話なのかなと。
 京楽は、卯ノ花レベルの強さが無ければ剣八が居ても仕方ないと考えた結果、斬り合いをさせる決断をした、と。


○今週のタイトル
 
 そのまま読み取れば、剣八の目から零れた「雫」。
剣八でも落涙するのか、と驚かされた回でした。

 THEが付いているので名詞として読む「DROP」が正解なのでしょうけれど、色々な意味を持つだけに拡大解釈をしてしまいます。
卯ノ花が勇音に宛てた手紙に、四番隊隊長を続けられない旨≒ドロップアウトすることが書かれていたのかもしれない、とか。剣八から見て、小細工を使う程度に卯ノ花が「落ちた」とか。こじつけです。
 前回が秀逸だっただけに、余計なことを考えてしまいます。うーむ、楽しい。


○副隊長へ遺すもの
・卯ノ花は手紙を、剣八は眼帯をそれぞれの副隊長へ残して「無間」へ赴く。

 勇音が泣いていることから、卯ノ花がもう戻らない覚悟を記しているのは想像に難くないところです。

 一方の剣八は「また眼帯を付けに戻ってくる」という意思表示=勝って帰ってくるつもり満々、と読みました。なので、やちるは笑っているのでは。
戻らない予感があるなら、眼帯を剣で切り裂いて置き去ったかな、と。
 ただ、戻って来た時に再び眼帯を付けるかどうかはまた別の話ですが。


○剣八対"初代"剣八
・卯ノ花は眼帯を外した更木を圧倒する強さを見せつける。しかし、戦いの最中、更木は卯ノ花がかつての「憧れた姿」と変わってしまったと言い放つ。

 蹴りを入れる剣八の姿が新鮮でした。追い詰められている感が出ています。
 
 相手によって強さの"底"が決まる、という小説版で推測された剣八の性質、本当に正解だったようで、ついに作中で明言されました。
 しかし、眼帯を外した全開の状態であるためにそれ以上には辿り着けず、今の剣八は「弱い」と。
 
 これだけ強い卯ノ花が、初対決の時には小細工を使う余裕が無かった、と。
そして、今の剣八を「弱い」と言うのが謎です。剣八が戦いを愉しむために色々と小細工をしたことで弱くなった、と言いたいのだろうか。
 現在の一護サイドで並行して描かれているように、(剣八の場合は"愉しむこと"の)「本質」を見誤っているということなのかな。


○剣八の涙
・憧れた卯ノ花に負けることを悟った剣八は涙を流す。刃に貫かれた感覚を味わったのも束の間、戦いは続いており―

 もう1回言いますが、剣八の涙には驚かされました。しかし、どういう訳か剣八は生きている、と。 
 剣八が貫かれたのは現実に起きたことであり、卯ノ花が治した可能性が高いように思えます。卯ノ花に付いた剣八の血は現実のものとして残っているので。
 
 「死線を潜る度に強くなる」のが本当だとすると、自分を超えるまで剣八を殺す/治すを繰り返して強さの底を引き上げる可能性もあります。
 超えさせるつもりで戦っているなら、(勇音が泣いていたことから見て)遺書を置いて去ったことに納得がいきますし。
 しかし、卯ノ花がいない四番隊は医療班として十分な活躍が出来るのだろうか。
卯ノ花としては織姫がいるから"剣八"に戻る覚悟が出来たのかもしれませんが、最終決戦には四番隊隊長不在で臨むのですかね。

 卯ノ花の「貴方は死なない」という言葉で剣八が表紙の13巻のタイトルが「THE UNDEAD」であることを思い出しました。
剣八の不死身の強さを表した比喩だと思っていましたが、本当に死なないとは。


 次回は回想のようです。剣八の「過ち」と卯ノ花の「罪」がしっかりと描かれるのかな。
一護サイドも気になるので、何週かかるのかは心配ですが楽しみです。

久保帯人「BLEACH」1巻

BLEACH―ブリーチ― 1 (ジャンプ・コミックス)BLEACH―ブリーチ― 1 (ジャンプ・コミックス)
(2002/01/05)
久保 帯人

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「…兄貴ってのが…どうして一番最初に生まれてくるのかを知ってるか…?後から生まれてくる…弟や妹を守るためだ!!
兄貴が妹に向かって"殺してやる"だなんて…死んでも言うんじゃねぇよ!!」


 霊が「見える」「触れる」「触れる」うえに超A級霊媒体質の少年・黒崎一護は十五歳の高校一年生。
 霊と関わりながらも平穏な日々を送っていたが、ある日、一護のもとに自らを"死神"と名乗る少女が現れる。それに呼応するように虚(ホロウ)と呼ばれる巨大な悪霊が一護と家族を襲う。
 一護を庇い、重傷を負った"死神"こと朽木ルキア。彼女の力を譲り受け、"高校生兼死神"となった一護は力の振るい方に迷い、戸惑いながらも、徐々にその使命に目覚めてゆく―!!


○一護の原点

 死神代行消失篇から最終章を読んで再びハマったので、7年半ぶりに買い直してしまいました1巻。
 1巻は一護がルキアと出会い、死神の力を得る第1話のほか、死神としての自分の立ち位置を自覚する2話、織姫の兄と対決する、初の中編である3~6話、そしてチャドが初登場するエピソードの導入話である7話まで収録。

 「BLEACH」全編を通して見ても、この巻の井上兄のエピソードがかなり好きなので改めて読んでも面白いです。引用したセリフから伝わる、家族を守ろうとする一護の姿勢だけでなく、死者と生者の「辛さ」どちらもわかっていたりと、かなり優しい奴だというのが改めて確認できました。
 一護を一言で表すなら「優しい」だと思うのです。戦いの場においてもそれを出し過ぎるから作品の中でも外からも非難もされますが、個人的には一護が好きなので、初期からブれていない所を見れて1巻買い直してよかったなと。


○初期設定を楽しむ読み方

130127.jpg
 
 今読むとこの部分「(始解に至って初めて)個々の死神の霊力に呼応して姿を変える斬魄刀が―…(浅打の時点で)あんなに巨大になったところも見たことがない!!」だとしっくり来る感じがします。

 他にもルキアがあっけなくやられた理由なんかも、未だに戦いだけに集中できていない様子が見てとれる辺りから「根本的にこういう性質なんだな」と思ったり、この時点で席官クラスだったはずなので力を制限されていたんだな、とか考えたら割と自分の中に落ちてくるのが楽しかったです。

 という感じで、「どうせ後付け設定で矛盾が生じるから読み込まなくていいや」ではなく、「こう読んだら今と繋がるんじゃないか?」と考えながら過去の設定を読み直すのも楽しみ方の一つかなと。
 親父に関しては、母親のことも含めて現段階でも真意がはっきりしていないので解釈に困るところなんですが、一人前の年齢に近づきつつある今になって真実と向き合わせるチャンスを与えるため……とでも考えればよいのかな。

 まあ、わざわざこんな難しい読み方をしなくても面白いんですけどね。

週刊少年ジャンプ 2013年 8号 感想と予想

 書き方を悩んでいたら遅くなりました。申し訳ありません。
前回のが変な書き方だったと思ってください。

○NARUTO

・シカマル父といの父が遺した作戦が開始される中、ナルトはネジの遺したものを語る。
 ナルトが格好よく決めてしまったので、ネジの蘇生は無さそうかな、と。
 それはそうと、読んでいない空白の時期があるのでサスケが何をしているか全くわかりません。
その空白の時期があったせいで知らなくて、今週やっと気づいたのですが、忍連合軍だから皆で「忍」の額当てしているんですね。熱い。


○ONE PIECE

・フランキー大将軍とウソップとナミ、大活躍。
 ナミさん、あらゆるパンツを下げすぎではないですか。そして強くなりました、ナミさんもウソップも。頼もしい。
 フランキーはコーラをエネルギーにとてつもない破壊力を生み出せる点が改めてヤバいと思わされました。今回の「将軍砲」もコーラですよね。どうなってんだ。
 最後に出てきたのは誰なんでしょうか。ドフラミンゴが到着していない時点で別の乱入者が描かれるということは、別勢力の誰かなんでしょうか。


○暗殺教室

・ビッチ先生頑張る。
 苦手を克服する大変さと努力。眩しくて目を背けたくなりますが、ビッチ先生が可愛くて見てしまいます。緊張しながらも成功したことに高揚しているビッチ先生が今週一番可愛い。
 ロヴロさんは意外と良い人で、殺せんせーが意外と卑怯なつもりで約束を設定していたというオチにはニヤリとしました。甲冑の値段が気になります。そしてロヴロさんの腕毛も気になります。


○黒子のバスケ

 個別感想書きました


○トリコ

・スタージュンの猛攻。そして美食會到着。
 ココとゼブラの合体技がスタージュンには通じず。料理において(衛生という意味での)「消毒」は普通に聞く言葉なので、誰かに「消毒」させるためにココが「毒」を使う設定にしたのでは、と思えるほどでした。こういう言葉遊びはたまりません。
 そしてトリコVSスタージュンがいよいよ開戦かな。2週続けて熱い引き。
 他のカードも気になるところです。


○食戟のソーマ
・創真、入寮。そして、いきなりの幹部登場。
 「8分ほど待ってろ」や「小一時間待ってて…」の小ネタが面白い。喧嘩じゃなくて料理で力関係を示そうとするなんて、皆良い奴らじゃないですか。
 幹部が裸エプロンの男だった時の創真くんの気持ちを答えよ(10点)。
 2話から読み始めたのでお嬢様みたいな女の子が主人公だと思っていましたが違ったみたいです。何かを創造する漫画において「創真」という名前だけで何かもう勝ってる感ありますね。歴代ジャンプ主人公の中でも素晴らしい名前を持っているのではないでしょうか。
 

○BLEACH

 個別感想書きました


○ハイキュー!!

・第1セットは烏野が先取。しかし、攻撃が徐々に通用しなくなりはじめる。
 毎回密度が濃すぎやしませんか。そして烏野女子が可愛すぎやしませんか。この試合後にスポット当ててください。
 東峰、復活はしていたものの、完全には覚醒してなかったらしく、次回が見せ場っぽいです。いつも以上にテンション上がりそうです。


○今週のベスト3

1:BLEACH
2:ハイキュー!!
3:暗殺教室

 感想書けてませんが「斉木楠雄」が面白いです。コミックス欲しいけど最寄りの書店に1巻だけ置いてません。

「戦国妖狐」第59回 要求

○前回まで
 10巻収録が57話まで、今回が59話までなので1話飛んでいます。よって、前回何があったのか詳細は不明。申し訳ありません。
 あらすじを見ると泣かされそうな回に思えるので、コミックスで読むのが楽しみです。


○再会、山の神

 泰山を連れての短い旅が終わり、目的地・山の神のもとへ辿り着いた千夜たち。
 千夜は父・神雲の復活を望み、あっさりと承諾される。一方のたまは千本妖狐の住まう島の結界を破壊を望むが、「対価が無い」と拒絶されてしまい…
 その晩、たまは山の神の本心と、迅火を取り巻く現在の状況をりんずから知らされる。母・くずのはと、かつての敵・野禅は山の神の下にいて、迅火を人間に戻す研究をしていることを知るのだった。


 久々の登場です、山の神。全くお変わりありません。この方を見ていると、神という肩書きを持つ存在の自由さと理不尽さを同時に思い知ることができるので、キャラとしては好きじゃないですけど、上手く存在感を示しているキャラだな、とは思わされます。

 一緒に再登場したりんずは…8年前の方が見た目は好きだったかな、と思いつつ、精神的にはずいぶんと大人になっていますね。たまを包み込めるほどになるとは。
「大人になりました」と言う彼女は、そういえば迅火に惚れていたので、何か乗り越えるべきことがあり、乗り越えたのかもしれません。山の神の「付き人」だった以前とは違い、千夜たちと山の神の間に上手く入って調整をしてくれるように成長した姿は頼もしい限り。

 神雲を復活させる目的で山の神を訪ねた千夜たちでしたが、ついでの情報でたまには思いがけぬ収穫が。野禅の研究によって迅火が人間に戻れるかもしれない、と。
 ここでキーパーソンとして野禅が出てきますか。驚きました。というのも、逃げのびていて敵として再登場するものだと勝手に思い込んでいたので。ただ、よくよく考えたら、無の民と千本妖狐という千夜が戦う明確な相手がいるのに、わざわざ敵として出す意味は少ないかと納得しました。

 野禅の言う「三界」とは、人間の世界、闇の世界、神の世界でいいのかな。神の世界にも自分の頭脳が必要と言い切れる野禅、山の神の言うとおり驚くべき図々しさです。
 現在も研究が続いているということは研究が捗っている証明だろうから、以前より若返っているなんてことがあっても驚かないようにしておかないと。りんずが居場所を把握しているようなので、再登場が近そうです。
 同時に、くずのはも再登場することになるはずなので、たまの父親の謎が明かされるのを野禅の再登場以上に期待しているわけなんですが。

 主役の千夜は今回、あっさり要求が通ってしまったせいで出番というか目立つ場面が少ないかな、と。
 月湖に見せた優しさといい(月湖の気持ちを挫いてしまっていますが)、良い顔で笑うようになったことといい、青年になったことでの成長の様子が伝わってくるのは嬉しい限りです。初登場の時はこんなに良い奴になるなんて思えなかったですよ。


○神雲、復活!

 次回はコレに尽きます。神雲といえば、2巻で初登場するや否や氷岩に一撃で致命傷を与えたインパクトの強さがどうしても忘れられません。今の千夜がいくら強いといっても、神雲が負けるところは想像がつきません。
おそらくまだ幼い龍のムドですら千夜と互角の強さだったので、まだ届かない領域にいるのではないかな、と。

 そもそも戦いになるのか、というのはわからないところですが。神雲の信念がどこに根付いているのかによっては即説得完了して一緒に旅へ、なんてパターンもあるかもしれないので。
 
 もし戦いになるとしたら、鍵を握るのは千夜ではなく月湖かもしれません。「魔法」で神雲を出し抜けるとしたら、千夜に認めてもらうことも同時に消化できるので…と考えるのは急ぎ過ぎでしょうか。
 その「魔法」ですが、黒月斎が使用できるという点と、「あらゆる力関係」という点で男女誰にでも使用できると読んだので、色仕掛けの類ではないのかな、と予想します。
 しかし、これだけヒントが出ているのに恥ずかしながら全く想像ができません。他の水上作品でヒントが出ている、なんてことはあるのでしょうか。

「黒子のバスケ」第197Q 飲み込まれるぞ

○前回まで
 オールカラーで黄瀬無双。
どういう訳か、時間制限の延びた「完全無欠の模倣」により海常の猛攻撃は試合終了まで止まりそうにない模様。


○今週も黄瀬無双
 「黄瀬が止まらねぇー!!」と会場が沸く通り、今週も黄瀬の猛攻が止まりません。
黒子の考え出した攻略法でも歯が立たず、木吉が追いつけないほどの速さでゴールを奪う活躍ぶり。
一方の誠凛は攻撃のチャンスが到来するも得点を奪うことが出来ずにいます。

 コピー能力者であるが故にキセキでも一番下っ端扱いされていた黄瀬でしたが、「完全無欠の模倣」を手に入れたことで完全に化けましたね。
複合で使われる怖さは前回描写済みですが、単発で使われるだけでも充分驚異です。ただディフェンスの上手い選手と対峙していたつもりが、いきなり赤司に代わっている、というのは体と頭の両方をフル稼働させても認識できるものなのだろうか。

 誠凛は日向がチャンスに決められず、黒子の秘策も通じずと良い所がありませんね。黒子は前回格好良く出てきたので、そろそろ魅せてほしいところではありますが。
 タイトルは「飲み込まれるぞ」となっていますが、既に飲み込まれている感じがあります。

○誠凛の反撃は?
 氷室の言う「負の連鎖」とは一体何なのでしょうか。
 今週のどこかにヒントがあるとしたら、「攻撃失敗もよくねーが」と言ったり、3Pシュートを打つのにバリアジャンパーを使っていない(ように見える)日向の姿勢(黄瀬に呑まれていること)に問題があるように見えます。
が、黄瀬を止めないとどうにもならないのが事実なので気持の問題どうこうという話でも無さそうです。
 というわけで、「止められない」に加えて、単純に「決められない」ようになってしまう、ということなのかなと予想しますが果たして。
 
 もうしばらくは海常のターンが続きそうですが、反撃の起点が誰になるか気になるところです。「制限時間」という所での勝負になるなら「ゾーン」に入った火神ということになり、ここで制限時間が少し伸びたりするのでしょうか。もしくは黒子が「ゾーン」に入るという展開もあるかもしれません。
(黒子は陽泉戦で火神に「ゾーンに入ったことがあるか?」と聞かれて「ありません」ではなく「わかりません」と答えているので、どこかで入ると予想しています。作中で一番バスケ好きなのは黒子っぽいですし)


「スピリットサークル」8輪目 ストナ

「いいわね。最高だわ。それでこそフルトゥナの魂。消滅し甲斐があるというもの」

第7輪の感想はこちら
 誰にでも「作品と出会った回」というのがあると思うんですけど、たまたま今回手に取った人は何だこの救いようのない暗さを持つ作品は…と感じるかもしれません。
 先月の素晴らしい展開があるからこそ、鉱子の憎しみの深さとストナの辛さが際立つ回かな、と。「醒誕祭」を思い出してしまう、水上作品屈指のネガティブさです。

 開始数ページはたっぷりカラー。7輪ラストの再掲のような形ですが、カラーでレイが見られたのは嬉しい限り。
さみだれの頃からそうでしたが、コミックスを意識したつくりになっていますね。あまり他の作品のコミックスを持っていないのでわからないのですが、アワーズ作品はみんなこうなんだろうか。


○ヴァンの過去生体験を終えて

 感想には書いていませんでしたが、7輪を読んでいて違和感のあった「何で鉱子は風太が見るのがヴァンだとわかったのか?」については、単にヒキを作るにあたって意図的にやり取りを簡略化していただけのようでした。
でもルンはわかってるみたいなんだよな。今月は優しかったりと、やはり彼女は謎が多いです。

 「騎士」と聞いて即ヴァンと断定する鉱子によって、「騎士」として生まれたのはヴァンだけと判明。もしかしたら鉱子が第5生~7生をまだ体験していない可能性もあるので一概には言えませんが。
 薬草師の魂と対峙する時のヴァンの魂は酔っ払い時期のものですか。フォンの首が血染めになっていたり、なっていなかったりするので、一番恨んでいた時期の魂が固定して顔を覗かせるわけではないようですが、恨んでいた時期があるだけで満たされた生を送った魂も反応してしまうものなんですね。うーむ、根深い。
 
 根深い繋がりで、フォンの話。前回「フォンの魂は満たされたから、第4章以降には彼の要素はもう出ないのでは?」と書きましたが、全然そんなことなさそうです。「いい気味だ」じゃないよ。レイに会えたじゃないの。

 ヴァンの生を知った風太に厳しくなった鉱子。今回の引用セリフの時の顔なんか、どう頑張っても笑顔にできそうにありません。
 5輪の赤面が最後の日常モードになってしまうんでしょうか。
いまの時点から既に終盤のデレを待ち続ける覚悟をしておきますか。

 風太はヴァンの人生をまるまる追体験したようですが、鉱子は「薬草の知識がない」と。何か引っかかりますが、これは風太が(おそらく)酒の味を覚えていなかったり、剣術が使える訳ではないのと一緒なのかな。


○ストナ、その後

 ストナの人生は悲惨なものであった、というか、フォンと関わったことで悲惨なものになってしまった、と。これは鉱子がヴァンの人生を聞いて蹴りたくなる気持ちもわかります。
それにしてもイースト「ちょっとひどい」はないだろう。けっこうヒドいですよ。

ストナは仕事に対してひたすら真摯だったと。彼女の真摯さ(余計な命を奪うまいと口をついて出た言葉)が破滅を招いたのは皮肉としか言いようがないのですが、そんなこと誰も知ったこっちゃないのが悲しいです。

 彼女を滅ぼしたのは負の連鎖というか、何というか。これはどんな感想書いても薄っぺらいものになってしまいそうなので、力量不足につき長い言及は出来ませんが、ただひたすら「怖い」ですね。
 「戦国妖狐」で何度か生贄の話が出ているように"悪しき風習"の話を書いて、キャラクターや読者に是非を問うようなエピソードを描くのが水上先生巧いな、とも思わされました。

 8輪を読み終えて一番気になっているのが「薬草師」の生き方についてです。
鉱子が「今日はこの辺まで」と言っているので、おそらく次回は薬草師の人生について風太と確認し合う回になるはずで、名前含めて色々判明することになると思うのですが、現時点で少し予想をしておきたいな、と。
 薬草師に生まれた動機は前回の感想が的中したかな、と考えています。ただ、予想しうる中で最悪のパターンでした。一番の疑問は、その最悪のパターンで命を落としたストナが果たして「まっとうな薬草師」であったか?ということです。
 
 今回読む限りでは、フォンだけを特別を恨んでいる様子も現時点では無いと解釈しました。
だからと言って死に際に誰も恨まずに切り刻まれたのだろうか、という疑問があります。
恨んでいるとしたら愚かな一般人のはず、と考えているので、その人たちを治すために真っ当に生きられたんでしょうか。
ストナというキャラクターをしっかり理解できていないせいで、あらぬ想像をしてしまいます。「流行病の村」の描写がされていないせいで、本当にそんな村あったのか?という疑問すら湧きますし。

 ただ、ヴァンの人生と対応しているなら彼女もけっこうな年齢になっているので、最初は(本能的に)村人を恨んでいたけれど、生きていく中で魂が救われた、なんて事があったのかもしれません。
うん。こっちの方が気持ちの良い予想になっているので、こちらを支持しましょうか。


 最後にちょっとだけ気になる点を書いておきます。
今回、ストナにも精霊が見えていたことが判明し、鉱子は「前世の影響で精霊が見えてた」と言っています。フルトゥナもどうやらそうだった様子です。
 気になるのは「影響」という言葉のチョイスです。フルトゥナが霊に関する研究をしていた影響で、ということなのかな。わかりません。

 あと、何気に重要なコマが。

20130122.jpg

 フルトゥナ、大人ですねこれ。鉱子の魂が恨んでいるのは背の高い大人フルトゥナということなんでしょうか。
しかし、風太がヴァンの記憶に辿り着く直前に一瞬見えた「スピリットサークルを手に持つフルトゥナ」は背格好が低いように見えました。こちらもまだわかりません。


 あと、感想の中に上手く盛り込めなかったのでここで書きます。
 鉱子が(物語開始から1か月経っているのに)歴史部に顔を出し続けていることが気になって考えてみたのですが、今月のタイミングだと、ストナの人生がいつの時代かを調べることや、薬草師が関わった村の行方を部活の時間を使って調べているのかな、なんて思いました。

 楽しい気持ちで読める回ではありませんでしたが、シエロに引きずられて吾妻先生ちょっとイケメンになってるのが可笑しかったです。

「BLEACH」523 Swords of origin

○扉絵

 Cカラーで冬服姿の一護と恋次。本編ではいよいよ修行らしい修行が始まりましたが、今回の扉絵は日常風景ですか。恋次の襟の裏地がオシャレです。
耳当ては小学生で卒業するイメージあるのですが、恋次がしているとそんなに悪いものには見えません。
自分がしていた当時は耳かけって呼んでいたのですが、方言なんでしょうか。


○タイトル

「Swords of origin」
 剣の起源?ということで、浅内のことではありますが、書き文字のSが砕けて「words of origin」とも読めます。
"言葉の起源"ということで、「剣八」という"言葉"の起源である卯ノ花隊長のことではないかな、と。
 今まででも最高レベルの好きなダブルミーニングです。テンション上がります

【追記】
洞窟ペンギンの管理人・ぺんぎんぺさんからコメント(「斬魄「刀」の起源と「剣」八の起源じゃないんですかね」で気づいたのですが)、「Swords」が複数形なので元から浅打と剣八の両方を表していました。お恥ずかしい。


○浅打

ペプシマン!?(ちがう)

 あらためて浅打の説明がされ、王悦が全てクリエイトしていることが判明。
王悦は"つくる"でなく"クリエイト"という言葉を選ぶことで斬魄刀の存在を曖昧にしているのがキャラを深めていて面白いです。
「作る」なのか「造る」なのか「創る」なのかわからないので、あえて私もクリエイトと言わせてもらいました。王悦の解釈がわかった時点でクリエイトがどの"つくる"なのかを考えてこの辺を読んでいくと面白いかも。

 王悦の「具象化とチョット違う」という発言を見ると、「具象化」して「屈服」させるという卍解の修得方法が間違っているのでは、という気がしてきました。
そうなると自動的にヴァンデライヒには奪えない卍解が修得できるということになるのかな。合理的だ。
 
 王悦は斬魄刀について、わざわざルビ付きで「遣い方」と言っいます。また、「根本が違う!」とのこと。
で、一護はまだ「使い方」だと思っていると。こういう音の遊びもまた面白いです。
 でも、一護は斬月とちゃんと向き合ってきた気がするんだけれど。それすらも間違っているということなのかな。
「無月」を放った「俺自身が月牙になることだ」が今のところ一番良い線行っているように思えるのですが。うーん、わかりません。

 「斬魄刀と死神どっちが上か」なんて話が今さら出てきていますが、500話超えて主従関係が逆転したらどうしよう。遣わせて頂きます!なんて言ったりして。
 美女ならありだけど、オッサンと猿だからなあ……。先週の斬魄刀ガールズならアリですが。

 そもそも「フザケンじゃねえ!」とか怒るなら、総隊長くらいには斬魄刀の使い方教えておけばいいのに…と思うのは野暮ですね。
 一護と恋次しか真髄に達することができないのか、いっそのこと全員パワーアップしちゃうのかは未だに気になるところです。


○卯ノ花隊長

エス・ノト!?(ちがう)

 何かいきなりブチ切れてます、卯ノ花隊長。めっちゃこわい。
今までお互いに知らんふりして、心の底では斬り合いたい衝動に駆られていたんでしょうか。てっきり、剣八は卯ノ花隊長の本性を知らないと思っていたのですが。
 お互いに刀傷を遺した因縁があるようで、いきなり全力での戦いですか。これは燃える。
と同時に、卯ノ花隊長の縛っていた髪が傷を隠すためというのもまた燃えます。久保先生のデザイン凄いです。

 斬魄刀のエピソードと並行して剣八サイドが進展し、誰も立ち入れない「無間」での対決、と、いよいよもって「草鹿やちる=斬魄刀説」が自分の中で濃厚になってきています。
 これ読む前までは卯ノ花隊長の力をセーブするための力の分身体かなと思っていたのですが、どうやら剣八の斬魄刀と関わってきそうです。
 もしかして、やちるみたいに具象化を超えて現実世界に一つの命として存在させるのが斬魄刀の真髄なのかしら。
それだと剣八がかなり良い所行ってるような。というか、1人だけ先んじてクリアしてますね。やっぱり凄い男です。

 本編とは全く関係ありませんが、小説版の流れを汲むと「無間」には今3人の剣八がいることに。チラっとでも出てくれないかな。

 
 どちらの局面も気になる引きで、次回も楽しみです。

東仙の真の力

【2009年12月更新の再掲です】




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檜佐木の「どうして」は「コカコーラじゃないんですか?」or「どうしてそのデザインを選んだんだ…」だと思ってます

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