今回は「イレブンソウル」の話。
6巻くらいから盛り上がってきて、10巻のウルスラグナ戦でいよいよ万人にお勧めできる作品になったかなと思うのですが、作品紹介もせずにいきなり既読者向けの話です。気になる人は読んでください。
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今回は、死刑囚で構成された5番隊を束ねるナイスガイ・乃木源之丞の話。
乃木隊長と言えば、気になるのが1部から2部での見た目の変化です。
死刑囚である乃木隊長の脳にはチップが埋め込まれていて、その傷が1部の時から特徴的でした。
1部の乃木隊長 うん、カッコいいです。
さて2部ではどうなったというと――
2部の乃木隊長みょうにふくらんでいるー!(傷が)
なんですかこの突っ込んでくださいと言わんばかりの傷の広がりは。
どうみてもチップの場所だろこれ!摘出しただろ!
と、突っ込んではみたものの、チップの摘出は可能なんでしょうか。また、摘出できてもバレてしまうのではないでしょうか。
ここで1巻でのチップの説明(by鉄ちゃん)を見てみましょう。
「警告アラームだよ…。5番隊の死刑囚達は一定の自由を得るかわりに…脳に特殊なチップを埋め込んで脳波を監視されているんだ。極度の怒りや殺意とか異常な感情が確認されるとああいう音が出るんだよ…戦闘中以外は…」 戦闘中は鳴らない、これは重要な情報です。つまり、戦闘中にチップを抜き出す余裕がならば摘出自体はそう難しくなさそうです。かなり痛そうですが。
しかし、どうにもできないのは脳波です。脳に埋め込んでいないことがバレたら摘出しても意味がありません。どこかにチップを……と、ここで気付いたのが乃木隊長の近くにいた犬の存在。
傷が多い犬 乃木隊長曰く
「最近この辺りに住み着いたらしい野良犬」とのこと。ここでの最近とは、たけちーが侍所に入って間もない頃、ということになります。
が、本当にこの犬は野良犬なのでしょうか。気になるのが乃木隊長のロッカーの写真です
もしかして同じ犬? 「乃木隊長は犬が好き」で済めばいいのですが、もしこの写真の犬が飼い犬だとして、あの犬であるとしたら、たけちーに嘘を吐いていることになります。「知らない犬だ」と。俺には関係がないと。
でも、本当は関係があるとしたら?と思うと10巻のあるコマが気になりました。

あの犬がいます。野良犬のはずなのに何で戦場に連れてきているのか。怪しいです。
しかも傷の位置が変わっています。もしかして、
チップは犬に移植されているということがありえるのでは。
こういう仮説はどうでしょう。
5番隊に犬(チップ入)を預けている=乃木隊長は常に5番隊に居ると監視員に錯覚させながら、自由に行動ができる。
これで、2章での不可解な自由行動に一応の理由ができます。なぜ伝言役として暗躍できたのか、それは犬が脳波を出し、乃木隊長が5番隊にいると錯覚させていたから。どうですかこれ!
予想まとめ:乃木隊長はチップを犬に移植している……でもこの説が真実なら、乃木隊長は犬の命を弄んでいることにもなるわけであんまり嬉しくないです。優しい乃木隊長が好きなので、この説は外れていると思います。
ただ、あの写真に収めることで綺麗な姿を残してあげて、一緒に戦ってもらうつもりでいる、とかならまだ……いや、どうだろう。
しかもこの説が成立してるとしたら、侍所の監視員がザルになっていまいますし(人間と犬の脳波も見分けられないのか、とか、脳波パターンが変化したのに気付かないのか、とか)。
いおりんが監視システムをハックしているとか、監視員を買収しているとか、その辺が妥当なのかな。でも後者なら……と話がいつまでも続くのでこの辺で終わります。
早く謎が明かされる日が来るといいな。
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